ニュース 運輸 作成日:2017年5月25日_記事番号:T00070761
日本信号(東京都千代田区)は25日、台湾鉄路(台鉄)南迴線(南回り線)の台東~潮州(屏東県)120キロメートルの電化計画システム機電ターンキー工事を、士林電機と共同で交通部から受注したと発表した。
南回り線の電化が実現すれば、高雄~台東の所要時間は90分となる(日本信号提供)
日本信号は信号システムを、士林電機は電化と通信システムをそれぞれ担当。日本信号は同区間12駅に、信号機とポイントを連鎖させる電子連動装置、列車検知装置、踏切設備などを納入、施工する。
日本信号は1998年から2003年にかけて、台鉄北廻線(北回り)線の電化工事でも列車集中制御装置(CTC)を受注した実績がある。台湾高速鉄路(高鉄)でも信号システムを受注している。
日本信号によると、電化工事が完成すると台湾本島を一周する台鉄路線の全区間で電化が完了する。特急電車の直通運転などにより、台北を起点に台東に向かう場合、東西どちらから行っても約3時間半以内で到達できるようになる。
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