ニュース 金融 作成日:2017年5月25日_記事番号:T00070762
中央銀行(中銀)が24日発表した4月の通貨供給量(マネーサプライ)統計によると、M1B(現金通貨と預金通貨)伸び率は4.21%で、4年3カ月ぶりの低い伸びにとどまった。25日付工商時報が報じた。
ただ、市場への資金供給を表すM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)の伸び率は3.63%で、M1BがM2を伸び率で上回る「ゴールデンクロス」の状態は連続20カ月となった。このため、市場関係者は、株式市場の主要指標である加権指数が1万ポイント台で安定する可能性が高いとみている。
ただ、M1BとM2の伸び率の差は0.58ポイントとなり、過去17カ月で最低となった。
M1BがM2の伸び率がいずれも低下したことについて中銀関係者は、外資による資金の純流入が12億7,400万米ドルに減少した点を原因に挙げた。
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