ニュース 電子 作成日:2017年5月26日_記事番号:T00070772
発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の葉寅夫董事長は25日、株主向けの報告書で▽自動車用LED▽不可視光線LED▽スモールピッチLED──に注力する方針を示した。26日付工商時報が報じた。
同社は自動車用LEDについて、銅鑼工場(苗栗県)で自動車メーカーの需要に十分に対応できると自信を示した。銅鑼工場は、自動光学検査装置(AOI)や製造実行システム(MES)などを導入しているスマート工場で、主に自動車用LEDを生産している。
同社は不可視光線LEDに関し、ウエアラブル(装着型)端末向け体感センサーなどを開発したほか、2020年からの国連環境計画(UNEP)による水銀製品の製造・輸出入禁止に向け、紫外線LEDで水銀燈や消毒用市場を開拓している。
同社はスモールピッチLEDでも優勢だ。業務用大型ディスプレイにデジタルミラーデバイス(DMD)や液晶を用いた場合と比べ、サイズを無限に拡大できるほか、高輝度、高コントラスト、保守コストが低い、寿命が長いなどのメリットがある。
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