ニュース 電子 作成日:2017年5月26日_記事番号:T00070775
市場調査会社、米ICインサイツの予測によると、2017年の自動車向けIC世界市場規模は前年比22.4%増の279億8,500万米ドルで、過去最高を更新する見通しだ。先進運転支援システム(ADAS)市場に参入している瑞昱半導体(リアルテック・セミコンダクター)などの台湾IC設計会社が恩恵を受けそうだ。26日付工商時報が報じた。
リアルテックは早ければ来年上半期にイーサネット製品の出荷を開始する予定だ。凌陽科技(サンプラス・テクノロジー)は、自社開発のADAS向けチップが中国、米国の自動車メーカーに採用された。鈺創科技(イートロン・テクノロジー)は、日本の自動車大手のADASサプライチェーン入りを果たした。
ICインサイツは今年の車載用IC市場について、NAND型フラッシュメモリーとDRAMの価格上昇などで成長し、半導体市場全体の10%余りへと、昨年の約8%から規模が拡大すると予測。20年には半導体の3大市場の一つになると予想した。
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