ニュース 医薬 作成日:2017年5月26日_記事番号:T00070778
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)と新北市政府衛生局は24日、天良生物科技(新北市汐止区)が風邪薬「天良諾克治痛感冒液」の出荷番号や使用期限を消去し、新たなラベルに貼り替えて販売していたとして、16万本を差し押さえるとともに、検察に告発した。26日付自由時報が伝えた。
差し押さえられた製品。台北市衛生局は、25日午後5時時点で商品を卸している台北の薬局56店舗から926本を回収したと発表した(TFDAリリースより)
問題の風邪薬は合誠化学に委託して製造したもので、天良の責任者は売れ残り在庫の使用期限などを2013年から改ざんしていたことを認めたという。これまでに不正に表示が改ざんされた商品は約3万本に上る。
TFDAは消費者に対し、「もし問題の薬を購入していた場合、直ちに使用を中止してほしい」と呼び掛けた。
天良生物科技は「天良諾克治痛感冒液」の一部商品の使用期限に誤りがあったとし、同商品の販売を中止し、流通している商品の回収を進めると発表した。また、消費者が空き箱を提示すれば、本来の販売価格の2倍相当額を補償する方針だ。
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