ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年5月26日_記事番号:T00070779
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は25日、同グループがベトナム北中部ハティン省に建設したベトナム大型製鉄所、フォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)について、同日午前に石灰焼成炉への火入れ式を行ったことを明らかにした。通常、石灰焼成炉への火入れから鉄鋼製品の生産まで2日間を要するため、業界では高炉の試験生産開始は29日と予測されている。26日付経済日報が報じた。
同製鉄所については今月10日、ベトナム天然資源環境省がFHSの試験生産を承認し、1号高炉で20~30日に火入れを行うことを許可していた。
試験生産を開始すれば、東南アジア最大の一貫製鉄所が正式に稼働することを意味するほか、台プラにとっては2008年に91歳で死去した創業者、王永慶氏が強く望んでいたとされる製鉄業参入の夢が実現することになる。
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