ニュース その他分野 作成日:2017年5月26日_記事番号:T00070786
台湾経済研究院(台経院、TIER)が25日発表した4月の景気動向調査によると、製造業の営業気候観測指数は95.61ポイントで前月比2.27ポイント下落と4カ月連続で下落し、2016年2月以降の最低となった。建設業は87.94ポイントで1.99ポイント下落と2カ月連続下落、サービス業は91.83ポイントで横ばいだった。同院景気予測センターの孫明徳主任は、景気は後退に転じており、下半期に政府が大型インフラ整備計画「前瞻基礎建設計画」を加速させる必要があると提言した。26日付工商時報が報じた。
孫主任は、昨年第4四半期に景気拡大がピークに達し、今年第1四半期は外需が旺盛、内需が好調だったと指摘。ただ最近、世界経済の成長が鈍化した影響で、外需は好調、内需は不調にそれぞれ弱まったと説明した。
台経院の劉佩真副研究員は、前瞻基礎建設計画の立法院での審議が遅れているほか、工事収入が比較的低く抑えられているため、建設業の景気が後退していると説明した。
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