ニュース その他分野 作成日:2017年5月26日_記事番号:T00070787
金融監督管理委員会(金管会)が25日発表した、金融を除く上場・店頭公開企業が今年第1四半期に計上した為替差損額は478億台湾元(約1,800億円)で2016年通年の151億元の3倍以上になった。26日付工商時報が伝えた。
金管会によると、今年第1四半期は台湾元の対米ドル相場が6%超上昇し、昨年通年の2.4%を大きく上回った。為替差損額は上場企業が327億元で、店頭公開企業は151億元。金融を含めた上場・店頭公開企業の為替差損は1,100億元だった。
店頭公開企業で為替差損が大きかった上位3業界は、上場企業は貿易・百貨店、電源やコネクターなどのその他電子部品、およびパソコン周辺機器だった。店頭公開企業は半導体、電子部品、オプトエレクトロニクスだった。
第1四半期の純利益は上場企業が4,420億元で前年同期比25.68%増、店頭公開企業が206億元で20.77%減少。店頭公開企業の減益は、為替差損の直撃を受けた可能性がある。
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