ニュース 社会 作成日:2017年5月26日_記事番号:T00070790
総統府護衛室に勤務する空軍所属の女性上校(45、大佐)が最近、蔡英文総統の護衛を担当する男性上校からセクハラを受け、内部で不適切な処分人事が行われていたとみられることが分かった。26日付蘋果日報が報じた。
インターネットメディアの「上報」が報じたもので、女性上校は男性上校からメッセンジャーアプリのLINE(ライン)でわいせつな写真やメッセージを送り付けられたほか、総統府内のトイレや駐車場で行く手を阻まれるなどしたため、上官(中将)に告発。上官は所定の手続きに沿って、セクハラ事案として告発を受理することなく、男性上校を独断で総統府以外の部署に異動させたとされる。蘋果日報の取材に対し、総統府も基本的な事実関係を認めた。
今回のセクハラ案件では、上官が女性上校の告発をセクハラ事案として処理せず、男性上校を異動させることで事態を穏便に済ませようとした疑いがあり、問題化している。
総統府の性別平等委員会は、25日時点で告発は受けていないが、告発があった場合には立件するかどうかを3日以内に判断。立件した場合には、調査小委員会による調査を進めると説明した。
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