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既婚女性の復職率51%、高学歴化で過去最高【図】


ニュース 社会 作成日:2017年5月26日_記事番号:T00070791

既婚女性の復職率51%、高学歴化で過去最高【図】

 行政院主計処が25日発表した「女性の結婚・育児と就業調査」によると、結婚退職後、再び職場に復帰した女性の割合を示す「結婚復職率」が2016年は51.1%と初めて5割を超えた。同処は、女性の高学歴化と就労環境改善の結果と分析している。26日付中国時報などが伝えた。

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 結婚とともに離職する「結婚離職率」は29.92%で、13年の前回調査から3.11ポイント上昇したものの、長期的には下落傾向が続いている。16年10月現在、調査対象の女性858万人のうち、結婚前に就職していた女性は440万人。うち結婚によって離職した女性は131万人で、このうちの5割以上が復職した。16年前の復職率は30.82%だった。

 一方、出産(妊娠)離職後の復職率は55.57%で横ばい。出産後の職場復帰の理由は経済問題で、調査対象の女性の73.1%が「家計の分担」を理由に挙げた。同処は、16年は景気がやや好転したため家計の圧力がそれほど強まらず、出産後の復職率が上昇しなかったと説明した。

 同調査は2000年から3~4年ごとに公表。対象は無作為に抽出し、面接による調査を行う。