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ジェットスター・アジア、遠東航への出資検討


ニュース 運輸 作成日:2008年4月29日_記事番号:T00007080

ジェットスター・アジア、遠東航への出資検討

 
 シンガポールに拠点を置く格安航空会社、ジェットスター・アジア航空は、今月末に役員会議を開いて遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)に出資を行うかどうか決定する。ジェットスター・アジアの台湾総代理、航達旅行社の幹部は、同出資案について「あとひと押しで決まるはず」としている。29日付工商時報が報じた。
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 ジェットスター・アジアは豪州カンタス航空が49%を出資し、シンガポールの政府系投資会社、テマセク・ホールディングスの出資を合わせると2社の出資比率は80%を超す。遠東航の最大株主である裕民航運の王書吉総経理は、「ジェットスター・アジアのような大型企業が遠東航の増資に参加してくれるのであれば、裕民ももちろん参加したい」と語った。

 中華航空(チャイナエアライン)の幹部は、「ジェットスター・アジアが投資を決めれば、既存の大株主と協議を行うはずで、その時に(出資を)再検討したい。裕民と中華航空が増資に同意すれば、中華開発工業銀行も続くはずだ」という観測を語った。