ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年5月31日_記事番号:T00070805
台塑集団(台湾プラスチックグループ)がベトナム北中部ハティン省に建設した大型製鉄所の高炉が29日稼働した。東南アジアで初の高炉となった。主に東南アジア諸国連合(ASEAN)向けに供給する。29日付経済日報が報じた。
ベトナム大型製鉄所は年産能力350万トン。5~6カ月後にフル稼働となる見通しだ。来年6月にも2基目の高炉を稼働する計画で、年産能力は700万トンに拡大する見込みだ。第1期投資額は100億米ドル。最終的には年産3,000万トンを目指す。
事業会社のフォルモサ・ハティン・スチール(FHS、台塑河静鋼鉄興業)は、台プラグループが70%、中国鋼鉄(CSC)が25%、JFEスチールが5%出資。今後10億米ドルの増資を予定しているが、CSCとJFEスチールは引き受けない。
ベトナム大型製鉄所は2008年7月に着工した。30カ月で完成する予定だったが、反中デモやベトナム指導層の交代、周辺海域での魚大量死問題などに見舞われ、稼働まで約9年かかった。
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