ニュース 機械 作成日:2017年5月31日_記事番号:T00070809
経済部統計処が26日発表した機械産業の1~4月輸出額は76億米ドルで、前年同期比13%増加した。世界景気の回復で機械の需要が高まったためだ。27日付経済日報が報じた。
製品別の1~4月輸出額は▽工作機械、9億7,000万米ドル(前年同期比13.7%増)▽半導体・フラットパネルディスプレイ製造機械、7億1,000万米ドル(43.6%増)▽ターボジェットエンジン・プロペラ駆動用タービンなど、6億7,000万米ドル(2.1%増)▽ボールねじ・ギア・リニアガイドなど伝動部品、4億9,000万米ドル(32%増)▽特殊機械、4億1,000万米ドル(25.4%増)──などとなった。
昨年の機械輸出額は前年比1.7%減の211億米ドルと前年割れしていた。統計処の王淑娟副処長は、今年は通年でプラス成長回復が見込めるが、為替レートが不確定要因としてあるため、1~4月の2桁成長を維持できるかは分からないと述べた。
なお、産業用ロボットの輸出額は昨年1億米ドルを突破したが、世界の大手メーカーが中国に相次いで工場を設置した影響で、台湾の産業用ロボット対中国輸出シェアは3割へと以前の5割から大幅下落した。一方、対韓国輸出シェアは25%に上昇し、第2の輸出先となった。
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