ニュース その他分野 作成日:2017年5月31日_記事番号:T00070815
行政院主計総処は26日、2017年の台湾域内総生産(GDP)成長率予測値を2.05%へと従来予測より0.13ポイント上方修正した。過去3年で最高の数値となる。第1四半期のGDP成長率が輸出、民間投資の好調によって2.6%となり、予測を上回ったことを受けたもので、同処は下半期の景気についても「慎重ながら楽観」との見方だ。27日付工商時報などが伝えた。
主計総処は、世界経済の成長と貿易拡大が台湾経済をけん引するとみている。IHSグローバルインサイトは5月、世界経済の成長率見通しを3%へと年初より0.2ポイント引き上げており、国際通貨基金(IMF)も世界貿易の成長率が昨年の2.2%から今年は3.8%に高まるとみている。
主計総処は今年の輸出成長率も8.57%へ、個人消費成長率は1.84%、民間投資成長率は1.95%へとそれぞれ上方修正した。
朱沢民主計長は、台湾元の対米ドル相場の影響について「台湾元が1元値上がりすると、経済成長率が0.1ポイント下落すると予測していたが、影響はそれほど大きくなかった」と述べた。
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