ニュース 社会 作成日:2017年5月31日_記事番号:T00070820
南投県仁愛郷の山間部、標高1,850メートルの地点に新設され、台湾最高をうたう遊歩道「清境高空観景歩道」が27日に一般開放され、同日からの端午節連休期間中、大勢の観光客でにぎわった。一時は周辺道路で10キロメートルの渋滞が発生するほどだった。
清境歩道は、展望台6カ所からの景色も最高だ(30日=中央社)
清境歩道は南投県と花蓮県の県境に位置する高原リゾート地、清境風景特定区(通称・清境農場)内、約1.2キロメートルにわたり建設された高架式の遊歩道で、最も高いところで地上から9メートルの高さがある。このため、心地よい風を受けながら青々とした草原でのんびりと草をはむ羊の姿や雄大な峰々が広がる景色を楽しむことができる。
利用料は一般が50台湾元、子供などは30元。利用時間は午前7時30分~午後5時30分。1日の利用者は最大4,000人に制限されている。
同歩道はバリアフリー設計となっており、車椅子やベビーカーの進入も可能だ。誰でも気軽に素晴らしい景色を楽しめるとあって、開放初日から利用者は上限の4,000人に達した。さらに2日目も連休を利用して「台湾最高の遊歩道」を体験しようと大勢の観光客が詰め掛けたため、周辺道路で大規模な渋滞が発生して交通がまひしたほか、清境農場一帯の民宿もほぼ満室となり、うれしい悲鳴が上がった。
貴重な連休を自然豊かな静かな場所でのんびり過ごそうと思っても、渋滞や人混みからは逃れられないようだ。
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