ニュース 電子 作成日:2017年6月1日_記事番号:T00070826
1日付電子時報によると、鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は中国・広東省深圳市の龍華工場で、グループの重要メンバーに対し、アップルの次世代スマートフォン「iPhone8」の量産開始を宣言したもようだ。ただ、台湾メディアのこれまでの報道によると、現時点では搭載プロセッサー「A11」の量産が始まっていないほか、有機EL(OLED)ディスプレイへのタッチID埋め込みが成功しておらず、鴻海の「量産開始」についての真偽は不明だ。
台湾のパワーアンプ(PA)関係者は、iPhone8は既に在庫準備段階に入っており、川下メーカーは残業で生産を急いでいると話した。iPhone8にPA関連ICを間接的に供給する▽全新光電科技(ビジュアル・フォトニックス・エピタキシー、VPEC)▽宏捷科技(アドバンスト・ワイヤレス・セミコンダクター、AWSC)▽穏懋半導体(ウィン・セミコンダクターズ)──などは5月より受注量が増え、業績が向上している。
海外のアナログIC大手も、米国の携帯電話大手ブランド向け出荷について遅延観測がたびたび伝えられているが、関連チップの出荷は正常だと指摘した。
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