ニュース 電子 作成日:2017年6月1日_記事番号:T00070827
光ディスク最大手、中環(CMCマグネティクス)の翁明顕董事長は31日、一般的なCDやDVDは価格破壊が続いているものの、大容量光ディスクの需要は強く、同社は受注が満杯だと述べた。光ディスク市場は中国メーカーの淘汰(とうた)が進んでおり、来年は低迷を抜け出し、好転するとの見通しを示した。1日付工商時報などが報じた。
翁董事長。CMCは光ディスク世界市場シェア30%で首位だ(中央社)
翁董事長は、中国の光ディスクメーカーが人民元安による材料コスト上昇に耐えられなくなって工場を閉鎖しており、その在庫処分でCDやDVDの価格破壊が起こっていると分析した。
一方、世界規模で広がった身代金要求型のウイルス「ランサムウエア」をきっかけに、ネットワークと分離し、低コストでデータを保存できる大容量光ディスクに注目が集まっていると指摘。ビッグデータ時代を迎え、大容量で高性能の業務用光ディスクの需要が高まると話した。
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