ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年6月1日_記事番号:T00070829
スズキ二輪車の台湾総代理、台鈴工業はこのほど、日本製のビッグスクーター「バーグマン400」を発表した。価格は29万6,000台湾元(約110万円)。台湾大型バイク市場の主力である黄色ナンバープレート(排気量251~500㏄)市場を攻める。1日付工商時報が報じた。
黄教信董事長(左)は「バーグマン400が日本製であることが消費者に訴求力を持つと考えている。30万元以下のため代理店のもうけはない」と語った(台鈴工業リリースより)
台鈴工業は今後、スーパースポーツバイク「GSX-R1000」のフルモデルチェンジ版も投入する計画で、今年の大型バイク販売に弾みをつけたいと説明している。
黄色ナンバープレート市場はこれまで台湾ブランドが主導してきたが、今年初めに台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)がインドネシア製の「X-MAX300」を21万6,000元、台湾本田(ホンダ台湾)がタイ製の「NSS300」を26万8,000元でそれぞれ投入し人気を呼んでいる。
これに対し台湾最大手の光陽工業(KYMCO)は「DownTown 350i」を21万元にまで値下げしたほか、来週にはコネクテッド仕様の大型バイク「AK550」を発表する計画。価格は黄色ナンバープレート車クラスの38万6,000元で、大型バイク市場首位の座を守りたい考えだ。
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