ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年6月1日_記事番号:T00070830
台塑集団(台湾プラスチックグループ)がベトナム北中部ハティン省の大型製鉄所で、このほど稼働を開始した高炉で「爆発があった」との目撃証言があったが会社側は否定した。1日付蘋果日報が伝えた。
高炉は5月29日に試験稼働を開始した。現地報道などによると、爆発があったとされるのは高炉の石灰窯(いしばいがま)の集じん設備で、負傷者はなかったとされる。爆発当時、周辺には大量の煙が漂った。現地消防当局は消防車10台を現場に出動させた。
ただ、会社側は「集じん設備で『ボン』という原因不明の音がしただけで爆発ではない。消防車も来ていない」と説明した。
地元はハティン省幹部も「台プラ側の説明によれば、集じんシステムにかかる圧力が大き過ぎた。事故による死傷者はなく、高炉の運転にも影響しない」と述べた。
現地在住の台湾企業関係者は、稼働開始当日に高さ60メートルの高炉から炎と蒸気が上がる様子をスマートフォンで撮影した。上空が照らされる様子が5キロメートル離れた場所からも確認できたという。
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