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AUOの太陽電池事業、黒字転換へ


ニュース その他製造 作成日:2017年6月1日_記事番号:T00070833

AUOの太陽電池事業、黒字転換へ

 友達光電(AUO)は31日、太陽光発電関連製品事業で今年、黒字転換を果たすとの見通しを示した。欧州での生産により顧客需要に合わせたタイムリーな供給が可能となり、製品価値をさらに高めることができるためと説明している。同社は独ミュンヘンで同日開幕した太陽光関連技術展示会「インターソーラー・ヨーロッパ」で、単結晶太陽電池モジュール「SunVivo」と多結晶モジュール「SunPrimo」を出展した。1日付経済日報が報じた。

 AUOは2010年、欧州に太陽電池モジュール工場を設置。製品輸送で生じる二酸化炭素(CO2)排出量を減らすことで欧州市場での入札案件に参加する条件を満たした。その後、同社は積極的に現地業者との提携に取り組み、現在欧州20カ国以上に30カ所以上の販売拠点を展開している。

 一方、台湾域内では08年に太陽光発電事業へ参入。12年より同社工場の屋上に発電システムの設置を開始し、16年には全工場への設置を完了した。