ニュース 商業・サービス 作成日:2017年6月1日_記事番号:T00070836
量販店大手、大潤発(RTマート)は31日、7月1日より台湾全土22店でレジ袋の販売を取りやめると発表した。来年1月にも量販店などのレジ袋の無料提供を禁じる行政院環境保護署(環保署)の方針に呼応したものだ。1日付中国時報が報じた。
RTマートは4月22日のアースデイ(地球の日)に試験的にレジ袋の販売を行わず、消費者にエコバッグ(買い物袋)の持参を呼び掛けたところ、1日でレジ袋2万枚の利用削減に成功した。全店での販売中止で、年間730万枚の利用を削減し、樹木3万4,000本の吸収量に相当する二酸化炭素(CO2)の排出を減らせる見込みだ。7月以降、購入商品が多い場合、再利用可能なエコバッグを勧める。
一方、家楽福(カルフール)は、4月より新北市の店舗でレジ袋の購入意思の確認をやめ、消費者にエコバッグの持参や売り場で余ったダンボール箱の利用などを呼び掛けてきた。今後は台北市の店舗でも同様の取り組みを進め、計29店でレジ袋削減を進める方針だ。
愛買(aマート)は5月20日より新北市の一部店舗で一般のレジ袋販売を取りやめた。現在、台北市、新北市の計5店でレジ袋販売停止や指定ごみ袋としても利用できる袋の使用を呼び掛けており、年2万~5万枚のレジ袋の利用削減を見込む。
スーパーマーケット最大手、全聯福利中心(PXマート)は6月1日より新北市汐止区の樟樹店でごみ袋兼用レジ袋のみの販売を行い、来年から台北、新北市の200店余りでも実施する。
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