ニュース 電子 作成日:2017年6月2日_記事番号:T00070852
電源ICのトレックス・セミコンダクター(本社・東京都中央区、芝宮孝司社長)の台湾子会社、台湾特瑞仕半導体(トレックス・セミコンダクター台湾)は1日、設立10周年記念パーティーを開催。渡邊丘董事長はワイズニュースの取材に対し、台湾事業ではモノのインターネット(IoT)やウエアラブル(装着型)端末向け製品が成長の鍵になると語った。
渡邊董事長は、10周年を迎えられたのは顧客や代理店のおかげだと感謝の意を述べた(1日=YSN)
渡邊董事長は、台湾特瑞仕半導体はIoT向けやデータ通信向け製品を中心に成長する方針で、今後、高速処理、超低消費電力、低ノイズに特化した製品開発、販売を進めていくと話した。同社は台湾だけで350~400社の顧客を持ち、人気の電動スクーター「Gogoro」の新モデルの電子メーターにも採用された。
台湾特瑞仕半導体は設立から3年で事業の大幅拡大に成功し、売上高は同グループ全体の半導体事業の15~18%を占めると説明。今後の展開については、従来からの「ファブレス」のビジネスモデルを基本に、台湾の事業規模を5年で2倍、10年で3倍まで拡大させたいと語った。
一方、芝宮社長は、同社にとって台湾が最も重要な市場とした上で、ナノアンペアで動作する超低消費電力製品の開発を目指すと話した。
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