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世界初のモーター自動化ライン、TECOが稼働【図】


ニュース 機械 作成日:2017年6月2日_記事番号:T00070859

世界初のモーター自動化ライン、TECOが稼働【図】

 東元電機(TECO)は1日、中壢工場(桃園市)に設置した世界初の産業用モーター自動化生産ラインが稼働したと発表した。プレミアム効率(IE3)モーターの年産能力が従来の10万台から22万台へと倍増し、小型モーターに占めるIE3モーターの売上高構成比は今年の55%から来年70%に高まる見通しだ。2日付工商時報が報じた。

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 同ラインでは、ドイツから購入したロボットアームに工業技術研究院(工研院)と開発した3D(3次元)視覚システムを搭載し、鉄心を取り出す角度を自動で判別するほか、巻線機、最大積載重量1トンの無人搬送車なども配置する。投資額は1,000万米ドル。

 TECOの邱純枝董事長は、同ラインに必要な人員は20人と従来の3分の1で、生産コストが10%以上減少したほか、1人1日当たりの産出量も従来の10台から34台に大幅に増えたと説明した。今後、同業に需要があれば提供すると語った。