ニュース 金融 作成日:2017年6月2日_記事番号:T00070867
中華経済研究院(中経院、CIER)の呉中書院長は1日、台湾元高が一段落したとの見方を示した。既に一定の水準に到達したため、これまでのような急激な上昇の可能性は低いと述べた。2日付経済日報が報じた。
呉院長は、今年に入り元高が大幅に進行し、海外への投資や輸出を行っている企業は為替差損が発生したと指摘した。多くの企業から、受注が増えるほど利益が減るとの声が聞かれたという。
呉院長は、台湾は輸出依存度が6割と高いので、為替変動を注視しなければならないと指摘。ただ、産業界の競争が激しい上、為替ヘッジコストは高いので、企業はリスクヘッジが困難と分析した。
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