ニュース 金融 作成日:2017年6月2日_記事番号:T00070869
政府系金融持ち株会社の第一金融控股(ファースト・フィナンシャル・ホールディング)は1日、傘下の第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)の中国分行(地域本部に相当)の1~4月税引き前利益は3,800万台湾元(約1億4,000万円)で、前年同期の赤字8億2,500万元から黒字転換したと明らかにした。2日付経済日報が報じた。
第一銀行の周朝崇広報担当は、中国分行で今年、協調融資(シンジケートローン)の不良債権処理が完了したほか、人民元安による為替差損圧力が弱まったと説明。中国分行の融資(オフショア銀行部門=OBU含む)が前年同期比11%増加し、上海分行、成都分行、アモイ分行のいずれも1~4月に黒字となった。
第一金控の廖美祝副総裁によると、第一銀行の第1四半期純利益は43億2,000万元で、うち海外分行(OBU含む)の税引き前利益は18億1,800万元と前年同期比9.9%増加した。利益の大きかった海外分行は順に香港分行、プノンペン分行、ニューヨーク分行だった。
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