ニュース 金融 作成日:2017年6月2日_記事番号:T00070870
金融監督管理委員会(金管会)銀行局は1日、ターゲット・リデンプション・フォワード(TRF)と呼ばれる金融派生商品(デリバティブ)の不適正な販売を行ったとして銀行14行に罰金、是正命令、販売停止などの処分を言い渡した。なおTRFの不適正販売に対する処分は今回で5度目で、罰金額は計1億400万台湾元(約3億9,000万円)に上る。2日付工商時報が報じた。
同局によると、大衆商業銀行(TCバンク)、元大商業銀行、玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)の3行が各400万元。国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)、日盛国際商業銀行、新光商業銀行は各200万元の罰金。残り8行は是正命令のみだった。
銀行局は今回の処分について、顧客企業の董事会議事録や財務資料を適正に審査しているかを中心に判断したと説明。顧客企業の董事会議事録を偽造する不正はなかったが、審査プロセスに重大な欠陥があったことなどを指摘した。
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