ニュース 電子 作成日:2017年6月3日_記事番号:T00070879
中国の市場調査会社、群智諮詢(シグマインテル・コンサルティング)によると、第2四半期のテレビ用液晶パネルの世界市場出荷予測は5,784万枚で前年同期比9.4%減、出荷面積は4.3%減の見通しだ。3日付蘋果日報が報じた。
シグマインテルによると、液晶パネル価格が高水準で、パネルメーカーは高い稼働率を維持しているが、中国の労働節(メーデー、5月1日)連休のテレビ販売が予想を下回り、サムスン電子や中国のテレビブランドなどがパネル調達を減らしている。
一方、市場調査会社IHSマークイットは、今年第3四半期のパネル出荷予測は6,300万枚と前年同期より11%減る上、年末に向けて需要が増えるため、供給不足が続き、価格暴落はないと予想した。主要テレビブランドが今年の出荷目標を下方修正していない上、今年のテレビサイズは平均1.5~2インチ拡大する予測で、1インチ拡大に付き第8.5世代工場1基分の生産能力が必要となるためだ。今年通年のテレビ出荷予測は2億2,500万台、パネル出荷予測は前年比5.7%減の2億5,000万枚。
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