自転車最大手、巨大機械工業（ジャイアントＭＦＧ）は２日、捷安特（ジャイアント）ブランドが買収される可能性があるとの報道について、事実無根と否定した。３日付工商時報が報じた。
ジャイアントの否定声明は、中国の自転車シェアリングサービス大手、共享単車（オフォ、Ｏｆｏ）の筆頭株主、滴滴出行（ＤｉＤｉ）の程維ＣＥＯ（最高経営責任者）が先日、北京市で行われた座談会で、ジャイアントはＯｆｏに買収される可能性があると発言したことを受けたもの。
中国メディアは、程ＣＥＯの発言は自転車シェアリングサービスの急速な発展を願ったもので、ジャイアントを買収する意欲はないと分析した。
ジャイアントは昨年、中国での自転車シェアリングサービス普及を受け、同国での販売が低迷している。
