ニュース 金融 作成日:2017年6月3日_記事番号:T00070890
金融監督管理委員会(金管会)の最新統計によると、台湾における2016年度の「保険密度(人口1人当たりの保険料支出額)」は13万9,310台湾元(約51万円)で12年前に比べ2倍に増加。さらに「保険浸透率(GDPに対する保険料支出の割合)」も19.19%となり、いずれも過去最高を更新した。3日付自由時報が報じた。
05年に6万9,225元だった台湾の保険密度は11年にいったん減少に転じたものの、12年以降は5年連続で過去最高を更新している。
一方、保険浸透率の19.19%は台湾市民が100元の収入のうち約19元を保険料の支払いに充てていることを示すが、こちらも5年連続の過去最高更新となった。
金管会保険局は保険浸透率の上昇について▽台湾の保険市場が成熟している▽生命保険会社が絶えず新商品を投入し新規契約分の保険料が年々増加している▽GDPの成長率が低下する一方、保険料が増えている──ことを要因として挙げた。
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