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大成集団、品質検査センター設置へ


ニュース 農林水産 作成日:2017年6月3日_記事番号:T00070891

大成集団、品質検査センター設置へ

 鶏肉・飼料大手の大成集団の韓家寅副総裁は2日、1億台湾元(約3億7,000万円)以上を投じて品質検査センターを設置する計画を明らかにした。3日付蘋果日報が報じた。

 韓副総裁は、食の安全は食品業者が最も重視している課題だと説明。同社は鶏卵、鶏肉、豚肉、エビなど全ての食品を最も川上の飼育場、水揚げ場から厳しく管理すると表明した。

 大成集団のブロイラーの台湾市場シェアは25%以上で、飼料は20%。同社は、ブロイラーの垂直統合モデルを放し飼いの鶏、卵用鶏、肉用豚に応用しており、台湾での成功体験を中国、東南アジアにも移植したと説明。今年の肉製品(ブロイラー、放し飼いの鶏)の販売量は約34万8,000トン、飼料は341万トン、バルクコモディティは約41万1,000トンの予想だ。