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第1原発2号機が運転停止、電力需給に「黄色」信号


ニュース 公益 作成日:2017年6月3日_記事番号:T00070893

第1原発2号機が運転停止、電力需給に「黄色」信号

 台湾北海岸で2日、600ミリメートルを超える大雨が降った影響で、台湾電力(台電、TPC)第1原子力発電所(新北市石門区)の送電線用鉄塔が倒れて自動安全システムが作動し2号機が運転を停止した。現在運転中の原発は第3原発(屏東県恒春鎮)1号機のみとなり運転予備率が同日6.3%まで低下。電力需給状況を示すTPC信号は逼迫(ひっぱく)を示す「黄色」となった。3日付聯合報が報じた。

 第1原発2号機は6月10日から年次保守作業に入る予定だった。10日までの運転再開は困難で、停止したまま保守作業に入る見通しとなった。

 電力需給の逼迫についてTPCの林徳福広報担当は、TPC信号が今後、警戒レベルの「オレンジ」に悪化する可能性があると指摘した。第2原発1号機と第3原発2号機が燃料プール拡張工事や修理作業により運転停止中のためで、ともに再稼働は6月中旬となる見通しだ。