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裕隆集団の台元紡織、LCD材料に参入


ニュース 電子 作成日:2008年4月29日_記事番号:T00007091

裕隆集団の台元紡織、LCD材料に参入

 
 裕隆集団傘下の台元紡織は、液晶パネル製造工程で用いるラビング布の開発に参入する。既に経済部工業局の認可を取得しており、開発が成功すれば、台湾で初のラビング布供給メーカーとなり、台湾パネルメーカーのコストダウンに貢献するとみられる。29日付経済日報が報じた。

 台元紡織は、自社で5,000万台湾元(約1億7,000万円)を投じるほか、政府の補助金を受ける計画だ。

 ラビング布は、基板上の配向膜を配向性をもたせるためにこするラビング工程で用いられる。現在の世界シェアは、吉川化工(本社・大阪市中央区)が95%、積水化学工業(本社・大阪市北区、大久保尚武代表取締役社長)が約5%を占める。

 2007年の世界の総生産額は16億2,000万元だった。今年は17億元以上、11年には19億元となる見通しだ。