ニュース 建設 作成日:2017年6月5日_記事番号:T00070910
不動産取引実勢価格統計によると、台北市の店舗物件の平均賃料が1坪当たり3,000台湾元(約1万1,000円)を回復した。賃料は2013年に3,086元を記録して以降、上昇を続け15年には3,262元となった。しかし昨年は観光産業の景気低迷などを受けての空室率の上昇、賃料の低下、主要商圏以外への店舗需要の移動を受けて、2,611元と3,000元を割り込んでいた。5日付経済日報が報じた。
不動産販売業の優美地産企研室によると、台北市で店舗物件の賃料が最も高い大安区では6年前、空室率が平均2~3%だったが、昨年は8%まで上昇。立地条件が良いとされる敦化南路と忠孝東路の交差点に面した角地物件でも、賃料を引き下げた一部物件を除き、空室となっている。
なお現在、同市内行政区別で店舗物件の賃料が高いエリアはそれぞれ、▽大安区・忠孝東路四段、坪単価2万9,646元▽中正区・館前路、2万7,531元▽万華区・西寧南路、2万2,155元▽士林区・大東路、1万8,658元▽中山区・南京西路、1万7,983元──などとなった。
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