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新社会人の初任給、2.8万元に上昇=1111力銀行


ニュース その他分野 作成日:2017年6月5日_記事番号:T00070915

新社会人の初任給、2.8万元に上昇=1111力銀行

 求人求職情報サイト大手、1111人力銀行が3日発表した企業対象のアンケート調査によると、今年の新社会人の初任給は平均2万8,004台湾元(約10万3,000円)と前年を2.75%(750元)上回り、2007年の調査開始以降で最高となった。4日付工商時報が報じた。

 同調査によると、学歴別の初任給は▽修士、2万9,246元(前年比1.35%上昇)▽大学卒、2万7,679元(1.3%上昇)▽専科学校(単科大学・高専に相当)卒、2万7,073元(2.8%上昇)──と軒並み上昇した。

 新社会人の採用意欲がある企業は60.1%で前年比3.5ポイント上昇した。採用意欲が高かった業種は▽サービス業▽教育・政府団体▽医療・農林水産・環境サービス業──だった。サービス業は一例一休(週休2日制)導入で、労働力が不足しているためだ。

 一方、新社会人を採用しないと回答した企業は、▽適した業務に空きがない▽実務経験が浅い▽過去に採用したが良くなかった──を理由に挙げた。