ニュース 政治 作成日:2017年6月5日_記事番号:T00070917
1989年に中国で起きた天安門事件から4日で28周年を迎え、蔡英文総統はフェイスブックなどを通じ、「両岸(中台)間で最も距離があるのは民主と自由だ」とする談話を発表した。5日付自由時報が報じた。
王氏は、天安門事件は歴史ではなく、現在も進行中の問題だと訴えた(4日=中央社)
蔡総統は「中国は今崛起(くっき)しつつあるが、民主が不在だとすれば残念なことだ。民主主義の大国であってこそ真に国際的に尊敬され重んじられる」と指摘した。
蔡総統は天安門事件の再評価問題に触れ、「北京当局はオープンな態度で天安門事件に向き合うべきだ」とし、「天安門事を見直せば、中国大陸は全世界の注目を浴びることになる」と指摘した。
蔡総統はまた、中国で拘束されている台湾人の非政府組織(NGO)活動家、李明哲氏の早期釈放を改めて求めた。
一方、天安門事件当時の学生運動リーダーで台湾に定住している王丹氏は4日、1日間のハンガーストライキを行った。王氏は講演で、「天安門事件から28年が過ぎるが、中国社会への影響はまだ続いており、未来にも影響を与える。事件は中国政治が民主化に向かう契機であり、避けて通ることはできない議題だ」と主張した。
王氏は来月にも8年間の台湾での生活に区切りを付け、渡米する予定だ。
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