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台達電、Q1の粗利益率18.5%


ニュース 電子 作成日:2008年4月29日_記事番号:T00007092

台達電、Q1の粗利益率18.5%

 
 アダプタ最大手、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は28日、第1四半期の業績を発表した。連結売上高は前年同期比23.37%増の335億1,900万台湾元(約1,151億円)となったが、 純利益は同17.73%減の25億9,800万元と減少した。粗利益率は、前期比1%減の18.5%だった。29日付工商時報などが報じた。
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 原料価格の高騰によるコスト上昇を反映させるため、顧客に対し製品の値上げ交渉を開始しており、海英俊同社執行長(CEO)は、粗利益率は第1四半期を谷底とし、第2、3四半期は上昇するという見通しを語った。 

 第1四半期の会計制度の改定で、従業員への株式の現物支給(分紅)や役員報酬などの経費が5億3,600億元に上ったことが利益減の原因で、これらの影響がなければ前年並みの数値だったという。為替差益は2億5,000万元だった。

 第1四半期のノートブック型パソコン(ノートPC)用アダプタの成長率は50%以上で、世界市場シェアは4割以上とみられる。