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在日台湾人組織「全台連」発足、台湾派が結集


ニュース 社会 作成日:2017年6月5日_記事番号:T00070920

在日台湾人組織「全台連」発足、台湾派が結集

 台湾にアイデンティティーを持つ在日台湾人組織の「在日台湾同郷会」「在日台湾医師連合会」「在日台湾婦女会」「台湾独立建国聯盟日本本部」など約20の団体が結集した新組織「全日本台湾連合会(全台連、AUTJ)」の設立大会が4日東京で行われた。在日台湾人組織としては従来から「中華聯合総会」があるが、中華イデオロギーで国民党に近く、全台連の発足によって台湾派と中華派の2大組織が形成された形だ。5日付自由時報などが報じた。 

 全台連の初代会長には実業家の趙中正氏が就任。設立のあいさつで「中国が台湾に圧力を加える中、台湾人の団結の意志を見せなければならない。あらゆる台湾人が祖国・台湾のために頑張ることを期待する」と述べた。

 設立大会には蔡英文総統も祝電を寄せたほか、謝長廷駐日代表も出席し「日台の民間の重要な連絡ルートになってほしい」と呼び掛けた。日本の政界などからも山口泰明代議士(自民党)や、日本台湾交流協会の柿澤未知総務部長をはじめ400人が出席した。