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半導体装置の17年生産額、過去最高400億元へ【図】


ニュース 電子 作成日:2017年6月6日_記事番号:T00070925

半導体装置の17年生産額、過去最高400億元へ【図】

 経済部統計処は5日、台湾半導体装置産業の2017年生産額は400億台湾元(約1,460億円)を上回り、過去最高を更新するとの予測を示した。モバイル端末の新製品発売や、モノのインターネット(IoT)、カーエレクトロニクス向け半導体の開発加速が貢献するとの見方だ。6日付工商時報などが報じた。

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 台湾半導体装置産業の第1四半期生産額は106億元で、前年同期比29.1%増加した。経済部は、大手メーカーによる設備投資拡大が追い風になったと説明した。

 台湾半導体装置産業の生産額は2012年の254億5,200万元から昨年の393億8,200万元まで5年連続でプラス成長を遂げている。

 なお、台湾玉山科技協会の王伯元理事長は5日蔡英文総統と会談し、「半導体は台湾経済の生命線」と述べ、政府に支援を呼び掛けた。蔡総統は、政府は半導体産業の発展を引き続き全力で支援すると表明。企業と共に「アジア・シリコンバレー計画」を進め、台湾半導体産業と世界を有機的につないでいきたいと述べた。