ニュース 電子 作成日:2017年6月6日_記事番号:T00070926
スマートフォン用カメラレンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)の5日発表によると、同社の5月売上高は前月比2%増、前年同月比12%増の37億5,700万台湾元(約138億円)でほぼ予測通りとなり、単月としては今年2番目を記録した。1~5月累計売上高は182億4,400万元で前年同期比24%増となった。6日付経済日報が報じた。
5月売上高の前月比小幅成長は主に中国ブランド向けの出荷が貢献したとみられる。一方、アップル向けの出荷は例年7月以降に増えるため、6月売上高も横ばいが続く見通しだ。
5月の製品別出荷割合は、1,000万画素以上のレンズが70~80%と前月の60~70%より拡大。中国ブランドのスマホにおけるデュアルカメラ搭載率上昇が要因とみられる。また800万画素レンズは10~20%、500万画素レンズは10%以下となり前月の10~20%から縮小した。
なおラーガンが台中市に建設中の新工場は第3四半期末に稼働が見込まれている。林恩平執行長は、「製造工程の統合、一貫化が目的で、今後、製品の歩留まりがますます向上する」と語った。
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