ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年6月6日_記事番号:T00070931
中国鋼鉄(CSC)の5月出荷量は、傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)と合わせて129万3,000トンで、目標としていた116万3,200トンを12万9,800トン、11.2%上回った。CSCは、スラブ出荷量が目標を10万トン余り上回ったほか、熱延、棒線などの製品の出荷増が主因と説明した。6日付工商時報が報じた。
5月の総出荷量のうち、CSCの出荷量は95万8,000トンで前月比10.32%増え、目標を11万9,800トン、14.29%上回った。ドラゴン・スチールの熱延製品出荷量は33万5,000トンで目標を1万トン上回った。
CSCは第2四半期に台湾域内向け価格を1トン当たり平均で1,296台湾元(約4,700円)、6.9%引き上げ、第3四半期は1,142元、5.28%の引き下げを発表している。鉄鋼業界の専門家は、CSCが第3四半期価格の引き下げを発表した後、台湾域内の熱延製品の流通価格は1トン当たり1万6,700元へと200元上昇、冷延製品は1トン当たり1万9,000元へと500元上昇するなど、価格が回復傾向にあると指摘。価格の安定上昇が続けば、CSCは第4四半期の台湾域内向け価格を再び引き上げる可能性があると予想した。
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