ニュース 商業・サービス 作成日:2017年6月6日_記事番号:T00070935
改正労働基準法(労基法)の施行に伴う一例一休(週休2日制)実施を受け、飲食業界で人手不足を補うために定休日を設ける動きが出始めた。6日付経済日報が伝えた。
ホテル運営会社、雲朗観光(LDCホテルズ&リゾーツ)が運営するビュッフェ方式の館外レストラン「品花苑」(新北市新荘区)はこれまでの年中無休を改め、毎週火曜日を定休日にしたほか、桃園市のホテル、翰品酒店(シャトー・ド・シン)館内の西洋レストランはランチタイム以降に全面予約制を採用した。
品花苑は台湾で最大規模のビュッフェレストラン(650席)として知られる。品花苑では定休日を設けたにもかかわらず、桃園機場捷運(桃園空港MRT)の開通などに伴い、4月の売上高が3割増加したという。
高級ホテルが週休2日制実施に伴い、飲食店の営業体制を見直したのは雲朗観光が初めてだが、ホテル運営業界各社は今のところ追随の動きを見せていない。
台湾の観光産業では、24時間営業、年中無休の営業形態が定着しているが、週休2日制実施による人手不足やコスト増を受け、営業体制を見直す動きが広がるかどうか注目される。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722