ニュース 金融 作成日:2017年6月6日_記事番号:T00070939
中央銀行(中銀)が5日発表した5月末の外貨準備高は4,402億5,300万米ドルで、前月比18億2,700万米ドル増加して4カ月連続で過去最高を更新した。外資が保有する台湾の株式・債券と台湾元建て預金残高の合計が外貨準備高に占める割合は約83%と、前月から2ポイント上昇して同じく過去最高となった。6日付工商時報が報じた。
中銀は外貨準備高が過去最高を更新した理由として、5月11日に17年ぶりに終値で1万ポイント台に乗せた株式市場で、外資による月間の買越額が17億9,000万米ドルに達したことにより、台湾株式・債券の時価総額と台湾元建て預金残高の合計が105億米ドル増加したことを挙げた。金融監督管理委員会(金管会)によると、5月の外資による純流入額は21億6,900万米ドルで、1~5月の合計では127億2,400万米ドル。
中銀はまた、5月はユーロが米ドルに対して2.75%上昇したのをはじめ、日本円、台湾元、韓国ウォンなど英ポンド以外が通貨が上昇したことも、運用益の増加による外貨準備高の増加要因となったと指摘した。
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