ニュース 商業・サービス 作成日:2017年6月6日_記事番号:T00070941
商業発展研究院(商発院、CDRI)が5日発表した4月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務業景気指標(ISI)」は104ポイントで前月から横ばい、景気信号も「黄赤(過熱傾向)」を維持した。商発院は、輸出額の成長が労働市場の改善を促し、台湾域内の所得向上、商業・サービス業のまずまずの好調につながったと指摘した。6日付工商時報が報じた。
台湾の4月輸出額は243億2,000万米ドルと前年同期比9.39%増加。これにより台湾における4月の非農業部門の就業者数は、1,076万9,000人と前年同月比8万6,000人の純増だった。失業率も3.67%と0.17ポイント低下した。
ただ、4月の小売業売上高は3,291億9,000万台湾元(約1兆2,000億円)前年同月比0.4%の微増で、ISIも「黄赤」信号の最低ラインにとどまっており、個人消費には依然として懸念があるとの認識を示した。
なお卸売業の4月売上高は前年同月比2.35%増の7,856億6,000万元、飲食業売上高は5.5%増の358億7,700万元だった。
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