ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

KYMCO、コネクテッドバイク3車種発表


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年6月7日_記事番号:T00070957

KYMCO、コネクテッドバイク3車種発表

 バイク最大手、光陽工業(KYMCO)は6日、ネットワークに接続可能な計器盤システム「Noodoe(ヌードー)」を採用したコネクテッドバイク「AK550」、「Racing S 150」、「Many110」を発表した。柯勝峯董事長は、バイク販売台数で18年連続の首位を目指すと表明した。7日付工商時報が報じた。

/date/2017/06/07/03kimco_2.jpg戴資穎はKYMCOとのCM契約後に世界ランキング1位に上り詰め、同社は「宝を拾った」と大喜びしたという(6日=中央社)

 「AK550」は定価38万6,000台湾元(約140万円)と同クラスの日系ブランド車より約12万元安い。4月初めに発売したフランス、ドイツでの受注は4,000台を超え、台湾での予約販売でも400台以上を受注したようだ。

 王定義総経理は、「AK550」は世界で約5,000台が納車待ちとなっており、予想を上回る売れ行きに生産能力不足のプレッシャーが生じていると説明。「AK550」が他の車種の販売も押し上げる見込みで、今年の欧州向けバイク販売台数は14万台以上へと前年比7%以上増えると予想した。

 「AK550」はスペイン、イタリアなど欧州の主要市場に引き続き投入するほか、6月末には中国でも発表する。

 KYMCOは「Racing S 150」のイメージキャラクターに女子バドミントン世界ランキング1位の戴資穎、「Many110」には台湾唯一の女性の七段囲碁棋士、黒嘉嘉を起用した。

 このほか、柯董事長は、電動バイクの重要車種を来年投入すると明らかにした。KYMCOの電動バイクの1~5月販売台数は350台で市場シェア5%。