ニュース 石油・化学 作成日:2017年6月7日_記事番号:T00070958
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が6日発表した5月連結売上高は1,195億2,000万台湾元(約4,300億円)で、前月比8%増、前年同月比4.1%増だった。中国政府による金融引き締めが緩和され、川下メーカーの需要が回復したことで、4月の前月比10.8%減収からプラス成長に転じた。7日付蘋果日報が報じた。
主要4社の5月連結売上高は、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、178億7,000万元(前月比8%増、前年同月比20%増)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)、246億1,000万元(前月比1.4%増、前年同月比5.5%増)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、266億6,000万元(前月比3.5%減、前年同月比1.7%減)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、503億9,000万元(前月比19.2%増、前年同月比1.9%増)──。
4社とも6月売上高は前月比で横ばいか小幅成長する予想だ。第3四半期も台塑化以外の3社は前期比横ばいか増収となる見通しだ。台塑化は第3ナフサ分解プラントで45日間の定期検査を計画しており、オレフィン事業の稼働率が80%へと第2四半期の100%から低下する予定だ。
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