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インテルのプロセッサー供給不足、台湾メーカーに影響


ニュース 電子 作成日:2008年4月29日_記事番号:T00007096

インテルのプロセッサー供給不足、台湾メーカーに影響

 
 米半導体大手インテルによる低消費電力プロセッサー「Atom」の5月の出荷量が当初予測を大きく下回る見通しとなり、低価格パソコンで業績拡大を狙っていた台湾のパソコンメーカーに影響が懸念されている。29日付蘋果日報が伝えた。

 Atomの出荷時期は5月下旬にずれ込み、搭載機の発売は6月初めとなるとみられる。採用各メーカーは、Atomを必要量の40%程度しか確保できず、出荷台数に大きな影響が出る見通しだ。

 一方、Atomを採用しなかった華碩電脳(ASUS)、ヒューレット・パッカード(HP)などは攻勢をかける好機をつかんだ格好だ。華碩電脳は低価格パソコン「Eee PC」にインテルの「ペンティアムM」を採用しているため、Atomの出荷遅延による影響は受けない。華碩電脳はEeePCを下期に300万台出荷したい構えだが、第2四半期にどれだけ売り上げを伸ばせるかが目標達成の鍵となりそうだ。Atomは年内に発表する第2世代モデルから採用する計画だ。