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桃園の小売・百貨店業界、1~5月25%増収


ニュース 金融 作成日:2017年6月7日_記事番号:T00070962

桃園の小売・百貨店業界、1~5月25%増収

 台北駅と桃園市を結ぶ桃園機場捷運(桃園空港MRT)が今年3月に開通した効果で、桃園市とその周辺の小売・百貨店業界の1~5月売上高は350億台湾元(約1,300億円)と前年同期比25%増加した。三井アウトレットパーク(MOP)台湾林口(新北市林口区)が5億1,000万元の増収となった他、▽華泰名品城(グロリア・アウトレット、桃園市中壢区)▽広豊新天地(広豊プラザ、桃園市八德区)──を合わせた3店だけで1~5月売上高は70億元に上った。7日付工商時報が報じた。

 台茂購物中心(タイモール、桃園市蘆竹区)は1~5月売上高が5.8%増だった。今年通年は64億元で9%増を見込む。タイモールおよび大江国際購物中心(メトロウォーク、桃園市中壢区)は第4四半期に改装が完了する予定だ。メトロウォークはファストファッションのH&MやZARAなどが加わることで、通年売上高50億1,000万元を見込む。

 太平洋崇光百貨(太平洋そごう)中壢店は、「ニューヨークの朝食の女王」と呼ばれ、太平洋そごう台北店敦化館で行列ができるほど人気を呼んだデザートレストラン「サラベス」をオープンし、飲食店の売上高比率が25~28%に拡大した。遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)、新光三越百貨なども飲食店が来店客を呼び込んでいる。