ニュース 金融 作成日:2017年6月7日_記事番号:T00070965
生命保険業界の統計によると、今年1~4月の少額短期保険(ミニ保険)の販売額は840億台湾元(約3,100億円)となり、年間目標2,176億元と比較した達成率が38.6%となった。特に▽国泰人寿保険▽中国人寿保険▽新光人寿保険▽三商美邦人寿保険(マーキュリーズ・ライフ・インシュアランス)──では達成率が5割を超えた。7日付経済日報が伝えた。
ミニ保険は通常、自治体の社会福祉機関を通じ団体加入するもので、1年間の短期契約となっており、金融監督管理委員会(金管会)は経済的弱者を支援する立場から販売を奨励している。ミニ保険は2009年の発売開始以降、15社が販売しており、今年4月末までに契約者は28万5,000人、保険金額は999億元に達した。
契約者が最も多いのは台北市(全体の14.8%)で、新北市(11.36%)が続いた。人口が少ない花蓮県(11.11%)、台東県(10.39%)が3、4位に入り、ミニ保険が低所得の農村部でも定着しつつあることを裏付けた。
保険業者にとってミニ保険は収益上の魅力は低いが、各社は公益目的と会社のイメージ向上を図る狙いから、ミニ保険を保険している。
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