ニュース 金融 作成日:2017年6月7日_記事番号:T00070967
金融監督管理委員会(金管会)は6日、生命保険業界の要望を受け、リスクベース自己資本比率(RBC)の算定方式を一部見直し、各社のRBCは小幅ながら上昇した。7日付経済日報が伝えた。
生命保険業界は年初来の台湾元上昇で為替差損圧力が強まったことを受け、RBC算定方式の緩和を求めていた。金管会はRBCに関する規定そのものの緩和は見送ったが、海外債券を信用格付けに基づいて分類する方式を採用した。また、為替リスクの計算方式も従来の先進国と新興国という区別ではなく、台湾元換算、外貨換算の2本立てとする。
金管会保険局の張玉輝副局長は「保険会社の試算によると、今回の見直しでRBCが低下することはなく、全社で小幅ながら上昇する。変動幅は10%以内で、規模が小さい保険会社ほど変動幅が大きい」と説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722