ニュース 電子 作成日:2017年6月8日_記事番号:T00070983
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は、昨年11月に稼働した中国・江蘇省昆山の第6世代LTPS(低温ポリシリコン)パネル工場の第1期(月産能力2万5,000万枚規模)が今年第3四半期から年末にかけて、早くもフル稼働状態に達する見通しだ。8日付経済日報が報じた。
昆山工場は今後、スマート製造や製造工程の改良などの研究開発(R&D)に取り組み、ビッグデータを利用して生産効率と歩留まりを改善する。同工場は月産能力3万5,000枚規模の第2期拡張も可能で、今後市場の状況をみて決定する。
AUO昆山工場の朱永銓総経理は、同工場の稼働によって、中国の顧客への製品供給の際に関税支払いが必要なくなったことや、生産効率が改善したことに満足感を示した。また、中国の携帯電話サプライチェーンは今後非常に大きな発展が期待できるので、完全なスマート生産を成し遂げてこれに対応したいと語った。
AUOが7日発表した5月連結売上高は280億6,000万台湾元(約1,000億円)で、前月比1%増、前年同月比4.7%増だった。大型パネル出荷枚数は915万枚で前月比5.7%増、中小型パネル出荷枚数は1,275万枚で前月から横ばいだった。
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